木箱について

木材の材質

ケースに合わせた素材選びで、商品の付加価値を高めます。

弊社で使用する主要な木材で言えば、4種類とも「計画伐採や植林木」であり、ブラジルのアマゾン川周辺で行っているような、大きなブルトーザーで一気に山をはげ山にして自然破壊に結び付くものではありません。 木箱製造業以外の木材を使用する業界はわかりませんが、木材の国内調達にしても海外調達にしても違法な森林伐採による木材は「おそらく量を確保できない・品質が安定しない・納期が遅い・木材そのものが調達できなくなる」といったデメリットが多くあります。

樅(モミ)
特徴として、見た目は木目が通っており白木のイメージピッタリの木材であるため、木箱以外にも神社のお札・絵馬、お寺で見る塔婆(とうば)などに使用されています。 あまりなじみは無いかもしれませんが、国内の多くのクリスマスツリーはモミの木を使用しています。 弊社が使用しているモミ材はドイツ産です。ドイツはヨーロッパ諸国の中でも特に環境問題に厳しく木材の伐採にも厳しい規制を設けている国です。 よって、持続可能な森林認証(PIFC)世界各国の森林認証制度の一部より認証された材木のみを使用し、年間伐採数・エリア・輸出国・受け入れ企業等 どこの森で出来られた材料がどこの国のどの会社に行き、どこにおろしているのかというトレーサビリティーがしっかりとした材料です。
杉(スギ)
特徴として、木目が通っており木箱用として国内から調達できる数少ない木材です。 杉で作られる容器を杉折と呼び、冠婚葬祭の持ち帰り用折箱・駅弁・わっぱ・箸などの食品用として昔から使用されているものです。現在でも関東の方では、折箱や木箱の材料は杉じゃないとダメだというお客様も多いとのお話を聞きます。 杉は白太と赤太とに分かれます。幹の表面部分が白色で中心部分が赤色に分かれます。モミ・桐・ファルカタと違い色の違いがはっきりと出るのも特徴です。最近は杉箱を見慣れないせいか色が分かれていては使えないと言われることもありますが、色違いも杉の良さではないかと個人的には思います。 また、戦後 建設ラッシュの際に植林された杉が60~70年たち現在は随分と立派な原木が全国で伐採されています。
桐(桐)集成材
特徴として、加工がしやすく反りが少ない、変色が早い木材・植林木です。 現在、日本の量販店で販売されている桐板・安い家具・木箱として使用されている多くは中国原産の桐です。 昔、国内産の桐で製造をしていた「桐たんす・桐下駄」とは違い、天干(てんかん)と言って「天日乾燥」(原木を荒く製材した後野ざらしにして雨水や太陽光を当て2年ほど放置して桐の内部にあるアクを除去する方法)をしないため、変色が起こりやすい。 そもそも、中国桐と日本桐は性質が違うと言われていますが、細かいことは分かりません。 弊社が製造している木箱で使用されている木材では1~2番目に多い材料です。「材料が安価」「反りが少ない」と言う理由から多く使用されています。
ファルカタ 集成材
特徴として、木目が無く白い木です。また、反りが大きく箱の形状により加工がしにくい材料です。 木材、と言うよりはマメ科の植物で、草が太い幹になった物と考える事もできます。 成長は早く6~7年程度で伐採を行い、製材業者により集成材にして輸出されます。 匂いに敏感な人は「酸っぱい」香りがするかもしれません。 桐と同様に木箱として使用される中では1~2番目に人気が高い材料です。
MDF

MDFとは木材を繊維状にほぐし、接着剤を配合してボードに成型したものです。
欧米において木質資源の有効活用を図るために制作されたものです、MDFは製造過程で木材を砕き繊維状にするため大きな木材を使用する必要がなく間伐材等も使用するため、無垢材・ベニヤに比べ森林環境にすぐれたものと考えられます。

MDFシート・突板貼り

MDF自体は茶色のため、必要に応じて表面に(紙にもみ柄や桐柄を印刷したものを貼った物がシート貼り)(モミや桐を薄くスライスしたものを貼るのが突板貼り)

  • 樅(モミ)柄シート貼り

  • 樅(モミ)突板貼り

  • 桐突板貼り

木箱のつくり

様々な形状から用途に合わせてお選びいただけます。

本体のつくり(上から見た図)

※本体は〈のり付け〉、素麺箱などは〈釘打ち〉等の作り方があります。

  • いも組(柾箱)
  • とめ組(膳折)
  • サクリとめ組
蓋のつくり(横から見た図)
  • インロー蓋(簡単インロー)
  • インロー蓋(ヤロー式インロー)
  • かぶせ蓋
  • のせ蓋
  • のせ蓋サン付き
  • 落し蓋
  • さくり蓋
底のつくり(横から見た図)
  • 入れ底
  • ベタ付け

印刷について

ワンポイントをプラスして、宣伝効果をアップします。

当社での印刷は、スクリーン印刷、箔押し印刷、焼印印刷、またはシールがあり、それぞれ木箱の数量、印刷色により印刷方法が異なります。

1.スクリーン印刷
当社ではこのスクリーン印刷がもっとも人気のある印刷方法です。 人気の理由としては印刷がキレイ・版が出来る時間が早い、などの特徴があげられます。
2.箔押し印刷
印刷の見た目はスクリーン印刷と非常に似ていますが、印刷に金・銀など(インクには無い色)が入る場合は箔押し印刷を行います。
3.焼印印刷
他の印刷と比べると風合いがある印刷です。 当社では約10cm角までの印刷が可能です。
シール
同じ寸法の木箱で入れるものが異なる場合(箱を兼用する場合)は、シールを使用することもできます。 シールを使用する場合、色が豊富に使える為に商品の特徴を出しやすくなり、また色が加わることにより木箱の単調さが無くなります。

※ 当社では版下・金型・シールの製造は外注で行っておりますが、デザイナーがおりますので、複雑な物以外のデザイン料は頂きません。 敏速な対応が出来ますので写真撮りなどで木箱のサンプルケース(ダミーケース)が急いで欲しい場合はお問い合わせ下さい。